高安山―信貴山

白村江の戦の後、天智天皇は大陸軍侵攻に備え、対馬、太宰府、讃岐などに城を築き、高安城は大和を防衛する一大拠点でした。壬申の乱時は近江軍の防衛拠点、戦国期には、松永久秀が高安山を出城に信貴山城を築きました。古代からの高安山と信貴山の防衛的関係を実際に歩き探検します。

②欠史8代天皇の宮跡と陵墓

大和王権以前に葛城王朝があり、神武後、欠史8代と言われる天皇が秋津洲を中心に治めたとされる。幻の王朝が葛城一族の発展過程であり、綏靖、安寧、懿徳、孝昭、孝安、孝霊、孝元、開化までの宮と陵墓が伝説も含め史跡と認められる。神武、欠史8代天皇の跡をたどり葛城一族の原点を観ようと思う。